中国鉄路のきっぷたちを紹介します
きっぷあれこれ
最初に中国の列車に乗ったのが1990年8月。それ以来年に1回のペースで訪中し列車に乗っています。(距離・列車数ともまだまだ)
ここでは懐かしい硬券時代からの手持ちのきっぷを紹介したいと思います。
硬券あれこれ

まずは今では見られなくなった硬券から紹介したいと思います。1990年代中ごろまでは大きな駅でもきっぷは硬券でした。もちろん中国鉄路の規則により乗る列車の指定が必要でした。このころの座席指定管理は文字通り人がやっていました。きっぷを購入すると硬券の裏に乗車日・車次・座席指定の書かれた薄い紙切れが貼られていました。よって窓口により空席具合のばらつきもありましたし、あらかじめ買う場合は行き先によってきっぷ売り場が違っていました。

きっぷのデザインはかつての日本のきっぷとほぼ同じで硬座・硬臥は紅色、軟座・軟臥は水色で中国鉄路の地紋が刷られていました。日本も3等きっぷは紅色、2等きっぷは水色、1等きっぷは白色だったそうです。外国人料金のきっぷは縦に印刷されていました。

きっぷに赤鉛筆で線が引かれていますが、これにより列車種別を区別していたようです。1本線は普通快車、2本線は特別快車、3本線は直達特別快車です。私は持っていませんが新型空調車のきっぷにはさらに緑鉛筆で波線が引かれていたそうです。

外国人料金・人民料金と混ざっていますが、今の料金と比べてみてください。

瀋陽北−大連 遼2次直達特快 軟座
天津−北京 72次特快 軟座
いずれも外国人料金です
瀋陽−北京 12次特快 硬座
長春−瀋陽北 310次快客 硬座
これは人民料金です
310次快客の裏面
乗車日座席指定はこのような薄い
紙切れで管理していました
吉林−長春 96次特快 硬座
上海西−蘇州 226次直快 硬座
人民料金
長春−天津硬臥票(中段)282次直快
人民料金
上海駅空調費:2角
1990年当時上海駅は唯一待合室に
空調が入っておりその電気代です
282次直快の裏面です
やはり座席指定は紙切れです
車内補充券あれこれ

車内補充券(車補−代用票)について紹介したいと思います。現在では中国鉄路でも携帯端末で車補の発券ができるようになったようですが、かつては手書きでした。車内での乗車変更以外にも駅の外国人用窓口で購入しても車補でもらえることが多いです。外国人用の硬券が無いか、その硬券を取りに行くのが面倒くさいので車補で発行したものと思われます。

西安−成都 237次直快 軟臥(上段)
外国人料金
237次直快車内で上段を下段に
変更してもらいました
哈爾浜−長春 416次直客 軟座
外国人料金
外国人用車補には「外貨兌換券」払いが
分かるよう大きく印刷されています
この列車は旧満鉄の2等車です

他にもきっぷが残っていますが、まだ整理できていません。整理ができ次第順次紹介していきたいと思います。まずはこれでご勘弁を!

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